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矯正中の虫歯予防やリスクについて

歯並び

本日6月4日は虫歯の日、皆さん虫歯予防は普段から気をつけてますか?
虫歯になってしまうと、矯正治療を中断して、虫歯の治療が終わってから再開しなければならないので、必要以上に虫歯の予防に力を入れなければならなくなります。
今回はそんな矯正治療と虫歯のリスクの関係について説明いたします。

矯正装置と虫歯リスクについて

矯正治療は歯並びや噛み合わせの改善を目的として行われますが、矯正装置を装着している間は、歯の清掃が難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが増加します。特にブラケットワイヤー、ゴムバンドなどの装置はが歯の表面に食べかすや歯垢を溜めやすくし、歯ブラシやフロスでの清掃が難しくなります。そのため、矯正中の虫歯予防には特別な注意が必要です。

歯磨きトレーニングの重要性

まず、最も基本的な虫歯予防策は、歯磨きですが、矯正装置を付けている間は、通常よりも歯の表面に食べかすや歯垢が付着しやすくなるため、歯磨きをより頻繁に、また磨き方や使う歯ブラシなども、届きにくい箇所に合わせて選んで行う必要があります。
当院では矯正中の患者様に、専用を歯ブラシセットをお渡しして、歯磨きの仕方についても丁寧に教えます。
矯正装置のブラケットやワイヤーの周り、歯と歯の間を丁寧に清掃しましょう。また、電動歯ブラシや歯間ブラシを活用することも効果的です。歯磨き後には、口を十分にすすぎ、歯間に残っている食べかすを取り除くことが大切です。

デンタルフロスや歯間ブラシの活用

歯間ブラシやデンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを取り除くのにとても便利です。歯間ブラシは、矯正装置の隙間にも簡単に挿入でき、ブラケットの周りの歯垢を効果的に除去します。フロスを使う場合は、矯正装置の下にワイヤーを通す必要がありますが、しっかりと磨き方がわかっていれば装置が外れることなく磨くことが出来ます。

定期的な歯科検診の重要性

矯正中でも定期的な歯科検診は欠かせません。当院では提携先の歯科医院を紹介しております。定期的な歯科検診によって、虫歯の予防はもちろんのこと、矯正中の虫歯リスクを低減し、お口の中の健康を保つことができます。

食生活を見直しましょう

矯正中は、特に粘着性の高い食べ物や砂糖分の多い食べ物を控えることが重要です。これらの食べ物は歯の表面に付着しやすく、虫歯の原因となります。代わりに、歯を傷つけずに摂取できる柔らかい食品や食物繊維が豊富な食品を選ぶようにしましょう。
他にはキシリトールが配合されているものや、柔らかい食品や歯を傷つけない食品を選ぶことも重要です。蒸し野菜や柔らかい肉などもよいです。
また、水を十分に摂取することで口腔内の清掃効果を高めることができます。また、水を飲むことで口腔内の酸性を中和し、虫歯のリスクを低減することができます。

まとめ

矯正中の虫歯予防には、歯磨き、フロスや歯間ブラシの使用、定期的な歯科検診、食事の見直し、フッ素処置など、様々な対策があります。これらのポイントを守ることで、矯正中でも健康な歯を維持し、虫歯や歯周病のリスクを低減することができます。しかし、個々の口腔内の状況や治療計画に応じて、歯科医の指示に従い適切なケアを行うことが重要です。